column
「グルテンフリー」で気づいた、私のカラダの声
きっかけは、アトピーの再発と疲労感
私たち家族が「グルテンフリーの食生活」を始めて、1年が過ぎました。
始まりは、私のアトピーの再発でした。夜も眠れないほどのかゆみと、抜けにくい疲労感。日々の暮らしにも影響が出ていた頃、健康について信頼している方から、「試しに小麦をやめてみては?」とアドバイスをいただいたのです。
思い切って、まずは2週間。小麦を使った食事をやめてみることにしました。
小麦との暮らしからの大きな一歩
それまでの私は、小麦粉を厳選して、自分でパンやピザ、パスタを作ったり、美味しいうどん屋さんに通ったりと、小麦とはとても仲良しの生活でした。
だからこそ、最初は「小麦なしで本当に大丈夫かな?」という不安もありましたが、意外なことに、そんな心配はすぐに消えていきました。
体が「楽」になるって、こういうことだったのか
グルテンフリー生活を始めて1週間ほどで、「あれ?」と小さな変化を感じ、2週間後には「これは…!」と明らかな違いが出てきました。
1年以上経った今では、以前のように疲れが数日続くこともなく、アトピーも改善傾向に。むしろ、以前よりも肌の調子が安定しています。
庭仕事やテニスのあとでも、次の日にはすっきり。
あの「どよよ〜ん」とした感じがなくなったのです。
腸とグルテンの関係って?
グルテンとは、小麦や大麦などに含まれるたんぱく質の一種で、食品にもちもちした食感を与えてくれます。
でも、腸にとっては負担になることもあるそうです。
腸は、栄養の吸収や免疫の働きに深く関わっています。
グルテンによって腸の働きが低下すると、
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食べた栄養がうまく吸収されずに出てしまう
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免疫力が落ちる
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お通じが乱れる
など、さまざまな不調につながることがあるのだとか。
現代の小麦はグルテンが多め?
最近の小麦は、品種改良によって昔よりグルテンの含有量が多くなっているといわれています。
だからこそ、体が敏感な方や不調を感じやすい方には、グルテンを控えることで改善につながることがあるのかもしれません。
実際、ノバク・ジョコビッチ選手や大谷翔平選手も、グルテンフリーの食事を取り入れたことで、パフォーマンスや体調が大きく変わったと語っています。
我が家の食生活、こんなふうに変わりました
現在の我が家では、パンは米粉で焼き、麺類も米粉や豆粉に切り替えました。
お米や肉、魚、野菜は今まで通りで、大きな負担なく続けられています。
グルテンを含む食品には、ビタミンB群や鉄分、食物繊維なども含まれているため、そうした栄養素は他の食材から意識してとるようにしています。
まずは「2週間だけ」試してみては?
グルテンフリーは、特別なことではなく、「自分の体に合うかどうか」を知るためのひとつの方法だと思っています。
頑張りすぎず、楽しみながら。まずは2週間だけ試してみるのもおすすめです。
合わなければ、元の食生活に戻せばいいんです。
ゆる〜く、たのしく。からだの声に耳を澄ませながら。
そんな食のあり方、いかがですか。
(^^♪